１月２６日

西海岸と秋葉原と札幌のショップ事情

　この１月のうち、ロサンゼルス、サンタモニカ、サンフランシスコ、サンノゼ、クパチーノ、パロアルト、サンマテオ、バーリンゲームと東京秋葉原・神田界隈と札幌と留萌（笑）に居たが、一番快適だったのは、サンタモニカかなー・・・・って、帰りたくなくなったもんなー、ホント。過ごすには最適・・・と、意味不明の感想を書いても、何の意味もないのだが・・。

　さて、そんなわけで、だてにMacを持って流離っていたわけではない。今回、旅行者として一番に感じたのは、「電話かけ放題・つなぎホーダイ」がある。アメリカはそれなりに快適であった。（プロバイダの接続料は除く、旅先で知ったが、実は、アメリカでのプロバイダでは、Ｓｏ−ｎｅｔが定額だそうな。）

　ただ、思った以上にアメリカのストリート上でのパソコン開いてネットワーク云々は考えにくいのかなと感じた。だって、危険だってば、カモネギ状態でしょ。当然のことながら、ダウンタウンのスラム街をパソコンを片手に闊歩する勇気・気力もなく、そんなことをする輩もエキスポ会場周辺にも関わらず居なかった。（それ以前に、開催期間中は時雨混じり〜雨だったが）確かにリスキーだよな。

　ショップについてもさすがアメリカ、車がないととてもショップ巡りはまともに出来ません（笑）結局、地元のコンピュータ関係のフリーペーパー（最初はてっきりゴミ箱かと思ったが、実は、結構いろいろな種類のミニコミ誌が路上のポリタンク状の箱に収納されていた。観光地図やサービスクーポンのフリーペーパーもある、結構使えました）に頼って、市内で歩いていけるCompUSA（ここにはAppleのStote in Storeがあった、ただ、扱いは日本の典型的な量販店。価格も何ら違いがない。

　そのほか、郊外型のショッピングセンター型のショップでSTAPLESという文房具専門のところなのだが、これがまたいろいろなＰＣ関係のハードソフトが売られていた、（Ｍａｃは皆無）ただ、驚いたことにＩＢＭ製のカバンや電卓、電話機（コードレス）など、日本ではお目に掛かることの出来ないＩＢＭ製品がずらりと。ちょっと高かったので、まぁいいやと。でもプリンタ／ＦＡＸは安かったな。ブラザーとエプソン製だから、どっちも日本企業だし。下手なレーザープリンタが１００ドルしないんだもんなー。

　残念だったのが、アメリカでフリーマーケットに行けなかったこと（現地で見かけたのは見かけたんだけどね）。結構面白いものが出てくるそうだ。ただ、周囲の治安を勘案しておくことを強くお勧めする。

　あと、そうそう、全体にカバンが安い。今回、結構がっちりしたリュックとショルダバッグ（化繊系？）が２０ドルしないで買えるし、巷の鞄屋ではヒト２人は入りそうな、巨大なバッグ（化繊系）があったり、よさげな皮のバゲッジ（大きさは、機内持ち込み出来る最大限のサイズくらいので）も５０ドルしないで買える。

　ただし、安かろう悪かろうだが。通信環境は携帯電話は考えない方がよい、どうしてもというのであれば、会社持ちとかの方がいいかもしれない。結構調子に乗って使って日本でｍｐ３プレーヤ機能付き携帯が買えるくらい請求がきました（苦笑）、ここまでがアメリカ。

　さて、その後の秋葉原だが、相変わらず、電気街口を行き交う人はひと味違う・・・・とおもったら、女性の巡礼者（笑）も数多く見受けられるようになった。ここも女性解放が進んで居るんだなと・・・カップルでDos/Vのマザーボードの品定めをしたり、ハードディスクを眺めてメモしていたりする学生風の女性姿が見られるようになると、やはり開かれたなぁと思うところである。

　あと、ここ最近ワタクシ的に熱いのが、露店とジャンク店である。露店は結構ゲリラ的に活動していることがあるが、最近では、なんとクレジットカードで購入もできる露店が（笑）ちょっと怖い気もするが・・しかし、何でもありって感じですね、シリアルなくても使えるよの○太郎の１つ前のバージョンとか、○ＦＦＩＣＥ（はっ、伏せ字になってますよね！）のＣＤのみとか・・・何でこういうのが出回ってるかなー。ま、いいけど（いくない）

　現金決済派に有り難いのが、銀行。結構シティバンクや郵便局、銀行などが数店点在しているので、結構便利、また、Ｊデビッドも使える店舗が増えてきており、衝動買いに拍車が（笑）

　そして、札幌。私のテリトリーでもあるところであるが、最近は通常のショッププライスは秋葉原の水準以上、結構札幌の方が安い傾向にある。中古のレベルも高い。ジャンクもしかり。露店が気象的・物理的に発生しにくい（しない）札幌ではあるが、それをあまりある濃さである。ただ、やはり深さが足りない、逆にそれを生かした買い方もできるが、ちょっと物量や選択肢が足りないのは仕方がないか？ただ、人口比で考えると濃いかなと。

　あとは、熱いのはやはりＲｅ−Ｕｓｅ系のリサイクルショップ、質流れ等のショップも侮りがたし、結構値引きに応じてくれる質流れなどもあり（基本的には大手の系列店っぽいリサイクルショップは値引きできないけどさ）「ちょっと一声」つけるとお買い得な買い物が出来る。

　総括して言えることがひとつ。インターネットによる取引で、案外現地に繰り出すよりも安価に手に入れられる状況がどんどん生まれていること（ただ、製品屋ショップによっては、国外取引していないものもあるが）。また、秋葉原でもメール対応してくれるジャンク屋が出てきたこと。これはホントに地方のユーザーにとっては嬉しいことである。かつて、４０ＭＢのＨＤＤを東京の知人に買って送ってもらってまでしていた頃から考えると嬉しい限りである。

　と、今回は長編につれづれなるままに書いてしまったが、最近の２４００にまつわる情勢としては、無線ＬＡＮ環境を構築。とりあえず、Skylineなので、セキュリティ制御もお手のもの、また、買ってきた無線ブリッジがDOS/Vで制御しなければならない点をのぞけば、非常に使いやすい。ただ、アメリカ仕様のため、１１チャンネルしか使えない。日本のAirMacは１４chを使っているので、ちょっと作業が必要だ。（まあ私の環境ではAirMac対応のマシンなど買うことなど考えられないが（言い切っていいのか？俺））

　その他、最近轟沈したＰＢＧ３の修理をＤｏ−夢に依頼、結局、電源部分のロジック交換、ＨＤＤの防磁処置、メモリ取り替え、そして、液晶ハーネスの取り替えで、しめて６万円弱となった。うーん、ＮＣＲの修理見積もりよりは明らかに安い（らしい）、これは嬉しい。今後、ショップのこういった修理で対応する方がいいのかもしれない。結構融通も効くし（笑）ただ、ほんと、AppleCare恋し。いつになったら復活するの？＞悪徳アップル

１月１３日（ＪＳＴ、これより日本時間に戻ります。）

さて、日本ではどうなのか。

　現在、日本に向けての飛行機の中からである。おそらく、今日は長い日になるだろう（一日損するけど）それはともかく、いろいろと2400的に話題をこれから提供できるかは正直、どんなものなのかなとも思っている。ただ、それ以上に、このサイズのマシンの重要性を改めて実感したのは言うまでもない。だから、次のマシンを見つけるまでは続けるつもりだといっても、今の状況では、次のマシンはないねー。今回からは、アシストとして、最終兵器のIBM ThinkPad235を併せて急遽配備したが、これもいい仕事をしてくれた。正直、PB2400ではやはり役不足の点も否めない状況が・・というよりは、Mac環境で対応できない事態（例えば、仕事場はWin環境なので、アシストするにはwin環境からの遠隔操作が必要。しかも、主力級のシステム管理者が４名居るが、そのうちオーストラリア（この人もMac使い）とアメリカ（私）に１名づつ海外休暇中で、地元に２名残っているという状況。もちろん、２人もいれば大概は大丈夫なのだが・・・ま、なんとかなるでしょう、国際携帯から口頭で指示するハメに陥ることもなかったし。とりあえず、私が居なくても仕事は動く。もちろんそうじゃなきゃならないんだけどね。

　そう、ひとつPB2400ハードルが増えた、VirtualPCのver4.0だが、最大配置フリーメモリが減ってしまった。これは、内容のリファインによるものなのだが、今まで確保できていた容量から数ＭＢ少なくなってしまう。これはどういう理由でなのか現状ではよく解らない状況である。それでいて、ブラッシュアップされたかというと、そういうわけでもなさそうだ。ま、このあたりは詳しく帰ってからリポートしよう。

　うー、さすがににわか仕込みの充電だと、バッテリーがきつい。ちょっと補填しないとだめか・・

　そういえば、前述のLucentのカードはアミュレットで扱ってるんですね。たまたまこのサイトを見ると、書いてあった、ただ、このショップは温厚な私（？）も一度店員と口喧嘩になるほどひどく癖のあるショップで、口は悪いがやることはやる。といったショップである。商品的には結構意欲的なのだが、あまりに「売ってやる」という態度が頂けない。ぜひ、改善すべきだと強く感じるし、要請したい。安いよ、無線ＬＡＮカードが２４０００円だし。確かに。でも、接客はぜひ考えるべき憂う事態である、同じもの扱ってるところが他にあったら、私は、このショップは”絶対に”選択しないな。という感じである。

　結局、アメリカ渡航のために買ったバッテリーだが、予想以上に米国の電源事情が良好だったことから、バッテリーを使うする必要もなく、快適な・・・というよりは、エキスポにいるかホテルに居るか、観光してるか、車を運転してるかくらいしか状況がなかったので、外で使うことはまずなかった。確かにこういうスタイルだと、軽量のPowerBookの必要性が薄い点をJobsに訴えることは辛いんだろうな。ぜひ、日本のオフィスで仕事をしてもらいたいものだ（笑）

１月１２日（ＰＳＴ）

今回のアメリカ旅行最後の夜

　現在、サンフランシスコ国際空港にほど近いモーテルに泊まっている。

　以前、どこよりも快適なコテージ風のホテルに泊まったんだと思っていたところが、実はモーテルだったなんて（爆笑）ということで、実際、日本のモーテル（というか、ラブホ？って思うでしょ）よりも、至極現実的な宿泊設備である。車社会ならではかな。第一、予約入れてるんですもの。

　と、いうわけで、今回はPB2400をフル稼働してiVisitライブ、ルートナビ（したにも関わらず、遭難するし（笑））そして、情報収集を行った。以前は、Duo230を持ち、自分のBBSのメンテナンス（国際電話で！）と、解らないながらつけているＴＶのニュースから情報を得ていた頃から考えると、つくづく便利になったなーと痛感する次第。ぜひ、持っていけるなら、マシンは持っていった方がいい。

　で、ネタとしては、やはりPowerBookG4でしょう。薄い、軽い（といっておこう）、なんか派手。と、一瞬複雑な心境で見ていたこのマシンだが、とりあえずは、私的にはこれからの使用してる人の話を聞いてからの方がいいかもしれないかなと考えている。なんにしても実稼働に不安がある。熱暴走しているマシンがあったから・・というわけではなく、実際持ってみて、耐久性がどうなのか。私のファーストインプレッションでは、いまいち強度に欠けるかなと。通常、PBG4だけを持つことはなく何かと一緒に鞄に入れると考えると、それなりのクッション（緩衝材）が必要となるが、あれだけ薄いと、緩衝材も考えねばなるまい。やはり、VAIOMacというよりは、PanasonicMacという方が正しいような気がする。あれの薄型マシンに近い。

　後、面白い話がひとつ。エキスポ会場のインターネットカフェで、2400cと買ったばかりの無線LANを使いネットサーフィンでもと鞄から2400を取り出し、おもむろにメールチェック・・あれ？見知らぬ外国人・・・もとい、現地の方が近づいてくる・・・しかもにやけて。と、彼はおもむろに鞄を取り出し、にやけて私にそのマシンを・・・をを、2400c/180ぢゃない！やっぱり、こっちでも使ってるんだよ（笑）と、隣のイスに腰掛けて、おもむろにPalmのクレードルを取り出し、おもむろにSync開始・・。うーん、スマートじゃない。その後、Lucentの無線LANカードを取り出し、颯爽とブラウズを開始。やっぱりこうでなくっちゃと、ちょっと挨拶代わりに少し会話をして別れた。やっぱり、2400フリークここにありって感じかな。そのほかにも、初日、メタリックライムに彩られた2400を持って闊歩する人も目撃。それくらいかな。その他は、皆さん、ジョナサン＝アイブデザインのＧ３を誇らしげに使われている人が居た。その他のマシンは、あまり見なかったなー。あ、そうそうPalm系はかなり多かった。visorのブースでは、EXPOの情報を赤外線通信で受信できるコーナーがあった。残念ながら、m100は、なぜかすねて情報を拾ってくれなかったが。

　で、どうするかって、ＰＢＧ４？きっと買わないと思うよ。うん。（あんまり自信なし、価格改定あったら即買い指令出す予定。）　

　そうそう、海外のホテルで、明らかに古めのホテルの場合、トーンダイアルのスピードにホテルの交換機がついていかないケースがあるので、全ての桁にウェイト　,　を入れておきましょう。そうすると接続できる場合があります。また、日本と同じく、市内通話(Local)できるエリアは同じカウンティ（郡）内にあるアクセスポイントを探すと使えます。ただ、一応市外局番が宿泊するホテルと同じかどうか確認しましょう。

　結局、今回は１回しか音響カプラの出番はなかったなぁ（しかも実験で）。

　あと、エキスポほかで仕入れたもの。

　無線ＬＡＮ環境（スカイラインと無線LANブリッジ）、Virtual PC 4.0、REALbasic、DOUBLE TALK、Visor用GPS、Sorenson Broadcaster・・・位かな。

　AdobeのTryOutCDの中を見てびっくり、InDesignはいってる！（数枚確保してあります）

１月７日（ＰＳＴ）

LAXにて。

　ねむい。ねむいんだってば。実は、本日１０００よりサンフランシスコに向けて飛び立つ予定でレンタカーを返却し、朝８時にＬＡＸに到着、さて、チェックイン。と思った矢先、サンフランシスコの天候が不順なため、私の乗る予定のフライトが欠航とのこと。ほどなく手続きをして、午後のフライトとなった。というわけで、３時間ほど足止めを喰ってしまった。まあ、朝、昼飯のバウチャーを頂いたので、それはそれでまあいいかなと。

　で、ついでに公衆電話からのアクセスにチャレンジ！ということで、早速２４００を使い接続・・・・なんで認識しないんかなー。うぅん、これじゃあ、メールチェックもできない。

　ということで、仕方なく、搭乗口でのんびり・・ふぅあ〜ぁ。眠い。それにしても、日本人やけに多いなぁ。

　明後日から、いよいよMacWorld Expo SanFranciscoが開催される。一体どういうモノが世に出回るのだろうか。一説にはPowerBookG4とか、薄型の筐体でとのことだが、Ｇ４初のノートマシンのお披露目がなるかどうかちょっと期待したいところだ。生ジョブスも２回だし。とりあえず今回はもちろんキーノートセッションにも参加するので、楽しみなところだ。

　今世紀こそはさい先の良いスタートが切れればいいなぁ。とか。