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12月31日 こうしてこの千年紀は暮れてゆく。 最後の最後に、また淋しい話がやってきた、あのアップルの技術的アシストを担ってきたサードパーティーメーカーのNewer Technologyが、営業を停止するか、更正するかの瀬戸際にたたされているのだそうだ。 思えば、わたしがDuoに一目惚れしてアップルのユーザーになったとき、各種Dockの開発(純正Floppy アダプタは、Newerが参画)にアップルと両輪となって開発したこのメーカーに対する期待は大きく、また、2400のG3カードの開発に至っては、大変感謝する次第であった。そのメーカーが次の世紀まで持ちこたえてもらえるものだと思っていたのだが・・。残念である。(どちらにしても、1月には結論がでるそうだ) アップル筋では、新しいPowerBookの情報がちらほら飛び交い始め、新機種の投入は秒読み段階とも言える情勢である。現行機種の在庫処分作戦もかなりインパクトをつけておこなっている・・・が、市場の読みがあまりにも甘い。いつになったら成長するんだろうね、全く。 さて、新春早々、MacWorldExpo SFに繰り出すわけだが、万全の体制を整えつつ、毎晩飲んでいる(をい)ってのは、ちょっとちがうかな? とりあえずは、来千年紀もよろしくお願いします。 ps.今年は、いまいちピンとくる製品がなくて残念。ただ、知的創造道具としてのMacはやはり必要だと痛感した次第。Dos/Vは「トラブルシューティングゲーム」を楽しむ道具に過ぎないが、近い将来、その地位は容易に逆転する可能性をはらんでいることをアップルは忘れるべきではない。 12月25日 たまには他の風にあたってみよう。 アップルの苦言ばっかり言っていても、あまり効果がないので、ついに、サブノートを主力級DOS/Vに乗り換えました(笑)・・・なんていうとあまりに聞こえが良いが、PentiumIIMMXの233MHzである。 メーカーは意中のIBMのThinkPad235というマシンである。なぜThinkPad240でないの?というと・・・・高かったからっていう話もあるし、わざわざ中古のマシンを?というのも当然ある(あとで気が付いたが、EMSサービスは新品のみ対応らしい) 実は、このマシン、DOS/Vのモバイルノートの世界では「幻」とまでよばれた、あの「チャンドラ」の後継機種にあたる、「チャンドラ2」と呼ばれる由緒あるモバイルマニア神髄モノなのだ。 何が凄いかというと、バッテリはデジタルビデオカメラ用のバッテリが流用可能で、標準バッテリでも、最大4時間は稼働できる。拡張性は、シリアル、パラレル、USB、IrDA、ラインイン・アウトのほかに、PCカード(CardBus)は3スロット!搭載している。で、サイズはA5版である。重さは1.2kgで、画面周りは800×600のSVGAである。メモリは96MB。HDDは3.2GB。全くもって2年前のスペックである。Win98使うんなら、それでも全く支障はないんだけどね、私の用途だと(仕事には間違いなく使わないけど)。 最大の弱点は、DOS/Vであること・・・っていう冗談はさておき、キーボードがチャチ。VAIO GTのおもちゃキーボードよりはましだが、あのサイズだけに仕方ない。正直なところ玄人好みのマシンである。あとは、サイズ故に壊れやすいこと。既に購入時点で1カ所破損個所を発見。カードスロットにPCカードをフル装填すれば問題はないのだが(その段階で間違えてることは公然の秘密)。 それでふと思ったのが、実はPowerBook2400と比べると、悔しいかな結構さくさく動いている。まあ、ほぼすっぴんの状態にネットワーク周りの環境だけだから、そうなんだけど。GPSなんかも、結構さくさく動いてくれるのでなんか悔しい。 あー、そうか、チャンドラ開発チームに新しいPowerBookを作ってもらえばいいのか(笑) PS.じつは、購入対象機にはToshibaのちょっと分厚いサブノートもノミネートしてたんだけどね。 ・・・・って、これじゃあチャンドラ日記ではないか! ということで、例のアップルの放出バッテリが、なんと注文後4日で到着。早速使っているが、バッテリーの持ちは「こんなに?」というほど改善されている。良い買い物をした。是非、もう一度やってくれないかなぁ。 12月16日 足音 この記事を書いている現在、大変残念な事態が発生した。あの国内Macハードウェアベンダーで名高いインタウェアが破産申請をした模様だ。このメーカーにはだいぶお世話になっていた上に、信頼性も抜群であったので、大変残念でならない。是非、何らかのかたちでうまく志を引き継いでいって欲しいと思う。 20世紀もあと残すところ10日あまり。もう今年を振り返る時期が近づいてはいるが、これ以上こういう悲しい話は聞きたくないところだ。 さて、気をとりなおして、久々にアップルが2400対応策を実施した。バッテリーの特別販売と言えば聞こえが良いが、いわゆる在庫一掃である。アップルケアの対面修理の苦情か、バッテリー欲しいの「たのみこむ」の効果なのか、はたまた、次期薄型PowerBookのための在庫処分のための対応策か、今の段階では何とも言えない状況である。 ちらほらと複数筋の情報を総合すると、現行PowerBookの生産完了、怒濤の在庫処分一掃作戦、過去の部品在庫の特別処分などから、1月にPowerBookの新機種が登場することになりそうだ。しかも、薄型のサブノートタイプ・・・これは出来過ぎの感もあるが。 一応、iVisitによるライブチャットを予定。ただし、回線事情が33.6kモデムからなので、パラパラ状態の模様。運用予定時間は、日本時間23時〜25時の予定(現地の朝6時〜8時)の予定。詳しくは、トップページかWebBBS掲示板あたりで告知します。 そういえば、駐屯地に配備になっていた初代MN128SOHOが昨晩昇天した。そのため、駐屯地の接続環境、遠隔操作環境が失われた格好である。復旧はおそらく昼に手配したサイコロ型の黒光りするものになる予定だ。なんだかなぁ。 12月12日 失われた信頼 とうとう、アップルを見捨てる時が来た。 アップルのウリであるPowerBookの対面修理が12月18日をもって廃止されるという話である。今までの対応には怒りを禁じ得ない点は多々あったが、いよいよ潮時である。 こんなメーカーのマシン、恐ろしくて使えない。ふざけるなアップル!の心境である。 正直、今までも「アップルは嫌いだがMacは好き」という格言を使ってはいたが、これほどのユーザーをなめきった仕打ちは他にないだろう。何がプロユーザー向けのマシンだ!!無意味に高い使い捨てパソコンに成り下がったアップルには用がない。さっさとこんなメーカーを見限ってまだサポートがましなIBMに移ろうか! ・・・・と言えればいいのか(言っているが)ただ、罵倒するだけではあまりにも足りなすぎるので、以下のサイトを見て、これからを考えるのはどうだろうか。 「PB2400と心中するしかない会」(新宿の父@小林さんのサイト)では、アップルの対面修理の復活運動の署名を受け付けている。署名の内容を見ると、以下にこのサービスが重要であるかが見て取れる。今日現在117名の署名が寄せられている。 これらの熱い思いをいかに汲み取るか、そこにアップルの残された未来はあるだろう。 しかし、今までのユーザーを蔑ろにするアップルのやり方を考えるトップは、一体どのあたりにCS(顧客満足度)を考えているのだろうか? これからのアップルの動きをしかと注視されたし。 (実は、最近アップルの株主になったことは公然の秘密であるが) 11月27日 小さくて軽いPowerBookを考える とあるサイトのとある馬鹿野郎な記事に触発された格好だが、なんと言っても、持ち運びを考えると、サブノートのPowerBookは必要であると考える。誰があんなでかいマシンを持って歩かねばならんのか!鞄もちがいる輩じゃあるまいし。PowerBookにあわせてライフスタイルを変えるのはナンセンス甚だしい!!また、一部のPalm開発の思想の一つにある"zen"スタイルに傾倒する気もない。個々のユーザー自身がしっくりくるように考えることであると思う。 私的には、「いつでもどこでも最前線でしたいことが出来る道具」として現在2400を持ち歩いている、これはなぜか、端的に言うと、他の携帯電話にしても、PDAにしても、それぞれの機能が中途半端すぎる点にある。逆に、何でも出来る環境がこのサイズに凝縮されていることが当たり前になっているからともいうが・・・(このあたりが価値観の違いなんだろうけど) 「仕事の道具」として考えても、PBG3以降はあまりにモバイル向きではない。確かに液晶表示領域が広く、見やすいことはいうまでもないが、さすがに14インチを持ち運んで飛行機や列車の中の限られたスペースの中で仕事をするということは困難である。それ以前に、高価な液晶をクラッシュする危険をはらみ、精神的にあまりよろしくない、強度の問題ももちろんある。ちなみに、7月に導入したPBG3(PDQ)は、早速電源部分のトラブルで現在メンテナンスモードである。正直言って、これほどもろいpowerBookも初めてであった。(使い方が乱雑というのは否めないが・・)当たり外れはともかくとしても、2400は結構アップルケアの加護もあるが、致命的な物理的クラッシュには至っていない。大きければそれだけのリスクを負うこともある。 持ち運ぶPowerBookが出ないのであれば、さすがに次の2400後継機種は他社を選考せざるを得ないかな〜。 他社といえば、以前このページで酷評した記憶のあるソーテックだが、今現在のラインナップでは逆のイメージを持っている。やれば出来るじゃない!。また、正直言ってこれほどアップルに愛想をつかして転向しようかと思うことはなかったかもしれない(でも、意中のマシンは違うメーカーだが)。正直、Duoのころのような「夢のある」アップルではなくなったのが非常に残念でならない。投資の対象からも考えるようになってきてしまう今日このごろである・・・今、「夢を紡ぐための」マシン最有力候補は例のvaioGTくらいかな(でも、あれなら10万以上の価値なし)。正直、現行のiBookや中途半端なPowerBookG3は10万以上の金は出したくない。(以下なら考えるけどね) なんか、持ってて「わくわく」するようなマシンを作ってください。>アップル ・・・といいつつも、アップル株買うし(苦笑) 10月29日 晩秋に思う アップルのPublicBetaが昨日届いた。発注から8日、発送開始から5日かかるってのはどう考えたらいいものなんだろう。実は英語版のリリースした「パワスタ」の方が2日早かった。(月曜日に発注して、金曜日に到着)いつから日本国内がアメリカよりもかかるようになったのか?AppleStoreのオーダーの量が半端じゃないことは想像がつくが、ねぇ? まあ、ちょっと言い過ぎの話もあるが、MacOS Xの話は別にするとして、2400の話題なのだが、ショップサイドで、2400のパーツを扱うサービスが始まるようだ。 もう一つ、実はどこかにも書いた記憶があるが、1月にMacWorldExpo SFに行くのだが、2400を持っていくか、それとも・・・と考えている。リスクを考えると、WallStreetあたりを別途買って持っていくのが妥当かと・・・現地で買ったCDROMも試せるしね。ただし、あれを持って歩く気力は現在持ち合わせていない。 Visorは?といわれれば、うーん。いや、持っていくことはもって行くけどね・・・。 10月3日 審判の時 9月末、アップルの業績不振が報じられると、株価市場は大きく動いた。株価が半値まで暴落するという事態である。アップルの奢りがようやく顕著に反映されることとなった。一体どこに進むのかアップルよ。 また、ひとつ審判が下された。10月2日、動作確認の結果、PowerBook2400cはMacOS X PublicBetaの動作対象機種でないことが確認された。起動ディスクを投入し、CD−ROM起動を試みたが、起動シーケンスに入るが、現行OSが起動。というわけで、我が家の環境下では動作対象機種がPowerBookG3(WallStreet)のみであることが判明。まだ、正式リリースというわけではないが、Classic環境を起動させる場合はMacOS9のシステムが別途必要であったり、結構遅いと感じるときが散見される。ただ、インターフェースは一見の価値がある。なかなかいけるんだけどね。 ちなみに、今週末の某所での宴の席で、実演を予定している(笑) MacOS Xの互換性等については今後、追って調査するものとしたい。 9月18日 潮時 最近、導入したばかりのVisorだが、ほんの不注意で液晶をクラッシュ・・・修理することとなった。で、例のPBG3のハードディスク乗せ換え計画が頓挫したため、不用意に資金が・・・ということで、9月9日、Palm m100が我が家にやってきた。CLIEってのも同日発売だったような気もするが。(詳しくはぱむなびで) そんなこんなで、2400の周辺では、ジャンクショップで購入したGPSシステムとポータブルCD−ROMドライブ、OkiDataのMicroline 4wがそれぞれ配備となった。GPSシステムは前からねらってはいたが、なかなか購入できる代物ではなかった上に、対応ソフトがほとんどないという悲しい状況である。 だが、世の中は広い。GPSyというシェアウエアで、対応可能なのであった。今回投入したブツを解析した結果、SONYのIPS−5000シリーズのOEMであることが判明、早速屋内で・・・・だめなんですねー。外か車のダッシュボードあたりに置いておかないと、GPS衛星を捕捉することが出来ない。 また、MapFan2のアペンドディスクでGPS対応しているということだが、残念ながら、我がシステムはダメなようだ。 さて、本題、9月の12日あたりから、いよいよ、Bronze,Pismoが、対面修理受付(NCRでいうクイックガレージ)の対象からはずれた模様。現在当方が使用しているマシンはWallStreetとMightyCatだが、これらは従来どおりとのこと。何考えてるんだか。代替機を出すようなサポートの可能性をちらつかせるなど、いいことばかり言ってもやらなくては意味がないぞ>アップル そろそろ、「顧客満足」を考えて欲しいところである。ちなみに、ハンドスプリング Visorの有償修理は、一律9,450円なのだ。 8月27日 最近の情勢 不意の雨にも大丈夫なように、携帯を買い換え・・というわけで、G携帯(カシオ製)に切り換え。そのあおりで、cdmaOneになりました。はぁ。ケーブル買い換えないとダメダメじゃん。ということで、TDKのUSBタイプのコネクタを購入。これでUSBアイテムが3つ(ただ、東京で買ってきたPDCのケーブルはもう使わないんだな。これが)使ってみるとcdmaOneってのが、どれだけ接続の安定性にこだわっているかが判る。やっぱりダテに「1本より3本」じゃないんだなこれが。結構根性がある。今までかろうじてアンテナ感度1でもバリ3(笑・死語?)でつながってくれる。ただし、バッテリーはバカ喰いだが・・(我が駐屯地では、部屋によって携帯電話の感度が極端に違うので、不意に電波の届かないところに置くと、すぐなくなるのだ) 肝心の接続だが、cdmaOneのウリである64k接続は残念ながら出来ない(Mac未対応、さらに別途契約が必要なんだよね)のと、パケット接続であることで、接続は従来どおりの回線交換(といっても、ISDNではなく、非同期無手順接続というか、モデム接続ね)で繋ぐ。今までが9600だったので、14400になると、少しは速いかなと・・メールチェックなどで試したが、結構現実的な速度でそこそこ満足といったところか。 結構ガンなところはあるんだよね、cdmaOneのセールスの仕方が悪いから。従来の接続方法だと、なにもDoComoにする必要なし。といった感じか。ただ、頂けないのは、EzWebの性能の悪さか。特に自分のサイトがまともに見れないどころか、アクセス拒否されるのはどういうことか!やっぱりこれは、imodeに軍配をあげるのが当然・・・かな。 最近、一番いいのがVisorでwebブラウズするのが、思いのほか快適なので、出張でよっぽどのことがない限り、ポケットのVisorをICカード公衆電話に傾けてメールチェック+Webブラウズするのだ。接続は赤外線いっぱーつ。お試しあれ。 7月31日 というわけで、PDQ導入後、初のPB2400クラッシュとなってしまった、新しい機種を買うと必ず起こっている気がするのだが、気のせいだろうかなあ。 7月17日(夏休み中) 白い奴と黒い奴が・・・・ というわけで、Visor(白い奴)とPoweBookG3(WallStreet
14.1 233/512k (以下WallSt.))を購入。そのあおりで、一台愛娘のPB2400の予備機が嫁いで行きました。いい娘だったんだが・・・・。ま、それはさておき、なぜPB2400を手放したのかというと・・・苦渋の選択ではあったが、懐所の問題と、メンテナンスの容易な機種、実はそろそろプレスされるであろうWallSt.のG3カードの話が現実味を帯びてきているのもあって、ただ、現行のPCカード1スロットには飽きたらず・・ついでに、MacOSX対応をするマシンがないこともあって、導入を踏み切ることにしました。 ここまで書いて、実は2400ネタが売却話だけってのもなんなのだが、VisorとのHotSyncがうまくいかない。謎だ。ただ同じ状態でWallSt.もこけているので、何となくシリアルは無理なのかな?USBも実はうまくいっていないが、これはシステムの不安定が原因だろうから、ちょっと見直ししなくては。 ps.先日、HMUGの例会で、RealPC ver1.1を当てたのは私です。ありがとー! |
本体:
PowerBook2400c/G3 320(Interware G3 320/1MB内蔵)e版キーボード換装済
メモリ:112MB HDD:6.4G
PCカード:USRobotics Megahertz CruiseCard XJ3288J-A,Paldio611s,Casio C303CA,CFCard(EPSON 15MB)
SanDiskCFAdaptor,Aiwa TM-J1280,TDK DFL9610,TDK LAK-CD021AX,iREZ Capsure,UnionBros UBH004,Connectix QuickCam(B/W),FireWire 2 Go,TDK UCA1464
オプション:CD300(純正、2倍速CD-ROMドライブ),PDドライブ,Roland SK-50IV,SC55mkII(MIDI音源)、Aiwa PV PF-24MKII(for JRA PAT 用),SUNTAC DS98L(USB 携帯接続ケーブル)、メルコ外部バッテリ
子分:Fujifilm FinePix 700,Casio QV-100,Visor(ice),Palm m100
認識しなかったカード:Newton 2MBフラッシュカード(マウントされず)